神楽坂　伊勢藤：everything in moderation：SSブログ

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神楽坂　伊勢藤　[新宿周辺] [編集]

みつぼを出て神楽坂まで歩きました。地蔵坂から早稲田通りに入って大久保通りを越えた先、毘沙門天の向かい側、鳥茶屋の脇の道を進んだ右手にある伊勢藤へ行きました。今回で2回目の訪問です。

昭和初期創業のこのお店、ネットで色々評判を見てました。しゃべってると怒られる、お酒は日本酒白鷹の上撰のみだとか。でも実際行った人に話を聞くとあんまり気にしないで一人だったら入ってみなよ大丈夫だからと言われこのお店を楽しめました。

今回も中で写真はとりませんでした。別に禁止とかではないんですが、なんかそんな気になれなかったです。店内はカウンター6席にテーブル4席、あとはお座敷です。前回はテーブルで後でご相席になりますがよろしいですか？って言われテーブル席でしたが今日はカウンターで、見た目お坊さんのご店主の燗付けを見ながらお酒をいただきました。まずはお酒お燗でよろしいですか？と聞かれはいと答えます。その後燗付けをしてる間にまず出し巻き玉子が出されました。その後燗付けされたお酒が出され、豆の素揚げ、きゅうりの古漬、いかの肝の醤油漬けが出されます。どれもまぁ普通の感じなんですが酒の肴にうってつけです。それらを食べ終わる頃青のりと豆腐の味噌汁が出されました。初回訪問時はえっ？お酒に味噌汁？？って思いましたがこれが意外に合うんですよね。体が休まる感じでした。

ここまで書いた通り僕は一切積極的にオーダーはしてないです。注文しなくても１汁４菜が出てきます。足りない方は豆腐、くさやなどのメニューやもちろんお酒も追加できます。僕の後にいらした方は品が揃う前にくさやを注文してたので最初のを食べ終わってからじゃなきゃ注文不可ってわけじゃないみたいです。お店の雰囲気はほんと古民家ですよ。時代劇のセットで飲んでる気分浪人気分です。徳利、おちょこをはじめとする器類も色々種類があり隣の方とは違ってたりそんなとこも楽しめました。周りのお客さんは今日は会社帰りの方が多かったですが、うわさに聞く一喝は聞けませんでした。というかこのお店のお客としては若造の部類に入るであろう僕にもご店主、他の店員さんもサービス良く接していただき感激しました。お勘定は2100円。これがこのお店の何も注文しない時のお代です。賛否両論あるお店ですがこのお値段でこの雰囲気を味わえる。街全体が世界遺産のサンジミニャーノの旅行記をアップしたからかもしれませんが、最近昔ながらの神楽坂の情景が変わりつつある今貴重なお店だなぁと思い帰路へつきました。

伊勢藤

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