サラエボの宿。 [ボスニア・ヘルツェゴビナ]
夜を迎えたサラエボの街
日曜日のこの日、
入国前に両替した10マルクから、
トロリーバス代とパン代を引いた7,4マルクしかこの国の通貨を持っていなかった為(宿代はユーロでOKでした)、
もしかしたら駅に両替所があるかもと少しの期待を持って歩いて行ったのでございますが、、、
マルクというこの国の通貨、
表示はKMとされていまして、
正式にはKonvertibilna Marka、兌換マルクという意味だそうです
1997年に導入されたこの通貨、当時のドイツマルクと等価の通貨でございまして、
1999年にここを訪れた時にはドイツマルクを持って行きそのまま使い、
お釣りをKMでいただいたという記憶がございます。。
現在はユーロなどと固定ルートで、
1ユーロ約1,95KMだそうです
、、、
KM(兌換マルク)と表示されるこの国の通貨、、
いまだにドイツマルクを持っているとして、
現在もそのまま使えるのか少し興味があるところですけど、
どうなんでしょうか。。
結局駅周辺には開いている両替所らしきものも見あたりませんで、
来た道を戻って行ったのですけども
、、、
突然前からものすごい勢いで走ってくる小太りの男性が
、、、
「ちょっと君、車のキーをなくしてしまったから10マルク貸してくれないか!」と、
いきなり言われてしまいました
、、、
「ごめんなさい、そんなお金持ってないんです(ユーロは持っていましたがw)」と言うと、、
「だったら5マルクでいいから貸してくれ、ホントに困ってるんだ!」と、、
、、、
「ホントに持ってないんです。ごめんなさい!」と、
足早にその場を離れたんですが、、
いや、
その方、汗だくでして
ホントに困っている感じにも見えたのですけど、
10じゃダメなら5でって、、
、、、
ちょっと疑問に思えるやりとりでございました
、、、
チトー通りを戻る途中、
公園がありました
、、、
モニュメントの後ろに小さな石碑がいくつも並んでいたのですが、、
、、、
墓碑でございました。。
ボスニア内戦中、激しい市街地戦が行われたサラエボの街、、
この街だけで12000人以上の犠牲者が出ている為、
このように街の中にある墓地を目にすることも珍しくはありませんでした。。
、、、
さて、
こちらがこの日にお世話になったホステル、
「Hostel City Center Sarajevo」でございます
扉は鍵が掛かっていますので、
ブザーを鳴らしてフロントとお話して開けてもらうようになっていまして、
螺旋階段を登った4階(だったと思います^^;)の扉を開けて左に行くとフロントです
、、、
上にリンクを貼ったのですが、
この時の1泊の料金が10ユーロだったんですよね。。
リンク先のHPの情報より安い値段で
ちょっと詳しい事はわかりませんけど、
もし行かれる際はやはりHPの情報をよくご確認ください(笑)
現地のお金が少ないとはいえ、
近くのスーパーKONZUMで夕食を購入しました
、、、
またもやビールがメインとなっておりますね
左のビールが2,3マルク、右のサラエボのビールが2,15マルクでしたか、、
それにヨーグルトとピクルスでこの夜をなんとか凌いだのでございますが、、
こちらが泊まったお部屋になります
1階の入口の脇にありますこのお部屋、
ベッドが4つありまして、
左端に見えるベッドで寝たわけなのですが、
ドミトリーですので同室の方がいらっしゃいまして、、
、、、
右の2つのベッドには2人の韓国からの、
そして間のベッドには夜中にチェックインしていらしたフランスからの、、
、、、
若い女性の方々と同室という、、
ちょっと驚きの一夜でございました
、、、
男女混合ドミトリーの経験はありますけど、
ここまでのことは初めてでして、、
、、、
いやぁ、
真ん中のベッド、
寝るまでは空いてたんですよ
、、、
それが起きて隣を見たら金髪の女の人が寝てるなんて
、、、
ちょっと宿のスタッフさんに部屋割の基準を問いただしたいとこですね(←ホントはうれしかったくせにw)
、、、
これは翌朝の朝食です
キッチンに置いてあるパン、シリアルを自由にいただけるとのことで、
こんな感じで簡単にいただきました
チェックアウト後に荷物を預かってもらい街に出ました
前の日は犬を見かけましたが、
この日は猫が街で出迎えてくれました
旧市街にあるショッピングモールを散策したり
バシチャルシャの通りを気ままに歩いたりして、
銀行が開きそうな時間までフラフラしていたのですが
そういえばこの時同室になった韓国から来ていた女の子2人は、
旅に出てからちょうど半年、
後2カ月ほど旅行してから帰ると言っていて、
この朝ベオグラード行きの列車に乗る為に駅へタクシーで向かって行ったのでございますけど
身の丈に合わない大きなスーツケースを引いていた後ろ姿を見送った時、、
これまでも年単位とか世界一周とかの旅行中の人と会ったことはあったけど、
、、、
やっぱり世界にはいろんな人がいて、
すごい人達がたくさんいるんだなぁと、
今さらながらに実感いたしました
、、、
そんな方々と比べると小旅行にきていたわたくし
それでもこの時このルートを旅行したのは個人的な思いがあってのことでございまして。。
、、、
まぁ、そんな大げさなことじゃ決してないんですけれど
、、、
その思いは、次回のタイトルに込めて、記事を書いて行きたいと思っております
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