白い街。 [セルビア]
モンテネグロのポドゴリツァを出た夜行列車は予定をかなり遅れて、
朝の10時過ぎにセルビアのベオグラードに到着
車内はお客さんで通路もギッシリな感じでございましたが、
何人かの方とお話出来たりしたので、
あまり苦にはなりませんでした
、、、
やはりピクシーことサッカーのストイコビッチさんのお話はしましたが
驚いたのが「横浜」を知っている方がいたことです
「横浜から電車で30分の所から来た」と自己紹介しても通じましたのでちょっとビックリいたしました
実はわたくし、
この街を訪れたのはこの時11年振り、2度目のことでございました
2010年10月末のこの時の11年前、半日ほどでしたがこの街に滞在したことがありましたので、
駅前の辺りはなんとなく覚えていてスムーズに街の中へ出られました
駅の両替所で50ユーロを両替し(→5250ディナール)、
まずは朝食をということで食堂のような所でこちらいただきました。(200ディナール)
ボリュームのある熱々のバーガーで、
朝からがっつりいかせていただきました
、、、
食後に向かったのは駅から歩いて7,8分のところにあります、、
クネズ・ミロシュ通りという道に沿ったエリアでございます
、、、
ご覧の通り、この辺りは1999年のNATOによる空爆で破壊された建物が、
いまだに残っているエリアとなっております。。
官庁街のこの周辺は国の主要な建物としてターゲットにされたそうですが、
空爆から11年たったこの時もまだ当時のままの状況に、
ちょっと衝撃を受けてしまいました。。
1999年3月から6月にかけてのNATOによるユーゴスラビア連邦共和国(当時)への空爆、
ベオグラードではピンポイントで重要な施設が目標となったそうですが、、
この時に爆撃された施設の中に、、、
こちらの当時の中国大使館も含まれていました。
アメリカとNATOは確か地図が間違っていた(古かった)と誤爆を謝罪したんだったと思いますが、、
実際に現地へ行って周りの状況を見て考えると、、
そういう言い訳しかできないだろうというほどにピンポイントで破壊されていました。。
、、、
現在の国際情勢からは考えられない事だと思われますけど、、、
クネズ・ミロシュ通りには空爆当時のままの建物が残されていますが、
少し外れますと、もうそこは穏やかな日常を感じさせる風景が広がっていました。
同じ官庁街の並びですが、歴史を感じさせる重厚な建物もありますし、
ちょっと不思議な感じでした。。
少し移動してこちらはテラジェというベオグラードのメインストリート
両サイドにはお店が建ち並び、
バスなども走っている大通りとなっています
この辺りの地下にはこのような商店街もありまして、
人々で賑わっておりました
、、、
ということで、「白い街」という意味を持つベオグラードでのお話、
次回に続きます
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