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フィオレンティーナ。 [イタリア]

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フィレンツェ滞在中、町の中心からは少し離れたところにあるこのスタジアム、フィレンツェを本拠地にするサッカークラブ、フィオレンティーナのホーム、スタディオ・アルテミオ・フランキまでぷらぷらと歩いてやってきました。
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スタジアムのそばのスポーツショップ。当然ながらフィオレンティーナのユニフォームでいっぱいです。この時僕が驚いたのは10番MUTUのユニフォーム。いろいろ問題も起こした選手ですがパルマ時代に中田のチームメイトだったのが有名でしょうか。その前のエラス・ヴェローナ時代、ホームでのユヴェントス戦でのプレーを生で見た時から好きな選手でした。積極的にサッカーの情報を入れてなかったこの当時、移籍したことを知らなかったので「えーっ!あのムトゥが?!」って驚きましたね。今も在籍しているみたいですがこの当時は今はバイエルンのトニもいた頃ですね。日程調べて試合見たかったなぁって思います。
店内には過去の所属選手の写真なども貼ってあったのですが、僕の目に入った1枚の写真、わかりますかね、真ん中あたりのクーラーの左横の手をあげるキーパーと赤いユニフォームの選手の後ろ姿の写真です。これが目に入った時、昔このスタジアムで観戦したゲームのことを思い出しました。
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試合を見たのは学生時代の旅行中、今からもう10年も前です。この当時からは7年前の1999年9月、フィオレンティーナはUEFAチャンピオンズリーグの本戦に出場していました。当時は今と違ってグループリーグが1次2次とあって準々決勝へと続いていたのですが、1次リーグでバルセロナ、アーセナルと同じ組になったリーグ初戦のホームゲーム、アーセナル戦を観戦しました。

 

この時のメンバーは記憶が定かではないですが、バティストゥータ、キエーザ、ミヤトビッチの3トップにルイコスタっていうホームで攻撃的な布陣だったと思います。対するアーセナルは飛行機嫌いのベルカンプさんは置いて来ていたので試合前はフィオレンティーナいけるかも!とか思ってましたね。

 

試合が始まると序盤こそ攻めるもののペースを握ってたのはアーセナルの方でした。中盤の壁ヴィエラが立ちはだかり隙を見てリュンベリがひっかきまわしてチャンスを作る。まだ若かった彼らのプレーは今でも印象に残ってますね。リュンベリなんて名前も知らなかったんで何あの8番すげーよ!!とか思ってました、恥ずかしながら。

フィオレンティーナは前から懸命にボールを追うルイコスタとミヤトビッチの姿しか印象にないくらいでした。

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これは試合前の写真ですがクルヴァというゴール裏で観戦した僕はゲームが進むうち周りのサポーター達の雰囲気が次第に悪くなっていくのを感じていました。ゲームは劣勢だったので当然ですよね。

そして後半終了ちょっと前だったですかね、とうとうアーセナルがPKのチャンスを得てしまいます。

激しいブーイングの中アーセナルのキッカーは確かカヌでした。うわーっ!やめてくれー!!これで負けたら帰りが怖いよーなどとビビりまくってましたがさすがは守護神トルドです。きっちりPKを止めてくれました。そして試合終了、スコアレスドローで緒戦を終えることになったのですが結局このグループリーグ、アウェーロンドンでの試合でバティストゥータの劇的なゴールで勝利をおさめたフィオレンティーナはバルセロナと共に2次リーグに進出しました。お店の写真はその試合でのGKトルドとアーセナルのプティでしたね。

トルドは翌年のユーロ2000でもイタリア代表で活躍しましたね。この時の思い出もありますがすごく好きな選手です。イタリア代表ではブッフォンがいたためその後はレギュラーでの出場はあまりないですがその後インテルでは長く正GKでしたよね。

うーん、最近サッカーはあまり見なくなったんですがもう来年はワールドカップだし久しぶりに少しずつ情報集めてみようかなって思います。


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yukitan

サッカーの記事で思い出しました。
2006年ドイツワールドカップ、イタリア優勝。
その時私はイタリアのマッジョーレ湖畔ストレーザに泊まっていましたが
夜通しイタリア人が喜んで騒いでいました。
by yukitan (2009-08-01 20:50) 

boomie

yukitan様、コメントどうもありがとうございます!
そうですか、あの時はイタリア中大騒ぎだったみたいですね。
この旅行記はちょうどその年の秋です。後の記事で触れる予定ですがサッカー好きの友人たちへはそのイタリア代表ワールドカップ優勝記念切手をお土産にしました。
by boomie (2009-08-02 02:17) 

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