キバチの木

 

少年時代を思い出す今日この頃。この時期花を咲かせるこの樹木。匂いを嗅いだら一瞬にして幼い頃の記憶が思い出されました。これキバチの木です。黄色い刺さない蜂、キバチがやってくる木、と同時に刺す蜂クマンバチもやってくる木ですよ。

 

今日は昼間、風があってぶれてますが花はこんな感じで咲いてます。キバチはいませんね。小学生の時この時期のキバチを素手でひょいっと捕まえるのが僕らの日常でした。黄色でフワフワで刺さないかわいい蜂を真ん中に糸をくくりつけてペットとして学校に持ってくる奴とか普通にいましたよ。授業中も机の上で遊んでたりもしました。糸を強く縛りすぎてシュパンッ！って残酷なことしちゃってた人もいましたが僕らの身近な蜂でした。

 

でもですね、僕は小中学校があった同じ杉並区内の私立高校に入ったのですが、そこでは区外、はたまた都外から来る生徒が大多数で杉並区内の生徒は少数派でした。でキバチを見つけて「あ、キバチだ！」って言うと何それ？刺さない蜂？？キバチなんて知らねぇよ！！ガハハ！！！とか大笑いされました。で、その時その場で捕まえて証拠を見せれば良かったんですがその頃僕はもう蜂が怖くなってたんですね。実は中３の時久しぶりにキバチを見つけて捕まえた瞬間、刺されました。どこをどう間違ったのか捕まえたのはクマンバチだったのです。

今でも続く僕の蜂に対する怯え方は尋常じゃなく、通りすがりのおばさんとかも苦笑するレベルです。

 

こんなもんじゃないですね。もっと見苦しいです。。。で今になってなんであの時みんなに馬鹿にされたんだろうか？僕らの学区内、杉並区の松ノ木、堀之内、梅里辺りの少年は普通にキバチって身近だったのに。。。っと思い「キバチ」でPCで検索すると意外なページにヒットしました。

女性アナウンサーの中田有紀さんのブログです。なんかリンクとかは怖くて貼れないので興味のある方検索してみてください。2年前の記事らしいですがキバチの事が詳しく載ってます。びっくりしたのと同時に旧友の言葉を思い出しました。この方都立西校出身なんですよね。西校行った奴がこの人先輩で在学中見たことあるとか言ってたなぁって思いだしました。僕たちの頃はまだ学区制で3学区のトップの高校なんでそんなに離れてない所で小さい頃を過ごされてたんでしょうね。

でこのブログで衝撃的事実がわかりました。僕らが別の生き物だと思ってたキバチとクマンバチ、実は同種で性別が違うだけらしいのです。で、なんとこの方僕らと同様キバチをペット扱いしてたそうです。僕たちの頃女の子では覚えてる限りいなかったなぁって思います。あまり知らない方なんでなんか見た目だけで、

 

こんなイメージ（使い回しですいません）だったんですが意外でした。

う～ん、それにしても今日は10分位はキバチの木の前にいたんですけどキバチ、1匹も見れなかったです。クマンバチは2，3匹見れましたけど。

 

今日は七夕でしたが天気も良く空には元気玉が浮かんでました。

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